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2015.6.15 (Mon)

日々のこと

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!

ようこそようこそ、サラです!

今回は、アメリカ生まれの私と日本生まれのメグで行われたデザイントークの様子をご紹介します。

今日のトピックは:国内や海外の映画ポスターのデザインの違い。

それでは見てみましょう!

日:借りぐらしのアリエッティ・英:The Secret World of Arrietty (=アリエッティの秘密の世界)

ジブリvsディズニー:国内、海外映画ポスターデザイン比べ!

 

サラ:日本語版は原作の名前を取ったので、日本語のタイトルの方が好き。

メグ:元々は何て言うの?

サラ:「床下の小人たち」。初めて日本のポスターを見た時、「『床下の小人たち』を盗作してる!」と思ったけど、原作だったんだね。ふふふ。

メグ:日本語版のコピーは「人間にみられてはいけない」。けど英語版は「私たちの秘密の世界を発見しよう」。英語版のポスターは私たちが男の子の目線に立っているように見えるけど、日本語版だと私たちは傍観者のような立場だね。

サラ:日本語版はアリエッティの視点で描かれているよう。英語版より日本語版のポスターの映画を見たいと思う。

メグ:英語版は物語のヒントがあちこちに描かれている。アリエッティもいるし、誰かの家から何かを借りているという描写も描かれているし、非常に分かりやすい。

英:Frozen (=フローズン)・日:アナと雪の女王

frozenジブリvsディズニー:国内、海外映画ポスターデザイン比べ!

メグ:英語版はめっちゃ面白い。タイトルが曖昧だからか、キャラクターと世界観を惜しみなく出している。

サラ:何も知らずに英語版を見ると「どこかに大雪が降って、全てが凍結したんだ。」と思っちゃう。

メグ:あまりそれがエルサの魔法だって分からないしね。でも日本語版はエルサがやったって分かりやすく表現してる。

サラ:「アナと雪の女王」ってそのまま書いてあるしね。友達は日本語版を見てアナとエルサが同じキャラクターだと思ったらしい!

メグ:そう見えるかも!日本語版はタイトルから既に映画の内容が読み取れるね。それにキャラクターの配置が上下に分かれている。英語版のは皆が一緒に雪に埋もれているのに。

日:風の谷のナウシカ・英:Nausicaa of the Valley of the Wind (=風の谷のナウシカ)

 

Nausicaa ジブリvsディズニー:国内、海外映画ポスターデザイン比べ!

 

サラ:なんで「NAUSICAA」って「A」が2つあるんだろう?

メグ:なんでだろう。

サラ:ナウシカァー。

メグ:デザインはほぼ似ているけど、英語版はナウシカが画面にいっぱいすぎて、窮屈に見えるからあまり好きじゃないかも。

サラ:なんで昼間が夜になったんだろう。

メグ:ちょっと怖い・・・。英語版はナウシカがエイリアンとバトルする映画に見える。日本語版は王蟲が友達に見える。日本語版はコピーのおかげで更にナウシカの優しい人柄が伺えるね。

サラ:でも英語でそれを...

メグ:英語に訳しちゃうと、なんだかつまらない映画になっちゃいそう。

サラ:ナウシカは自然が好きな人か。そうですか。

英:Tangled(”からまる”)・日:塔の上のラプンツェル

 

rapunzel ジブリvsディズニー:国内、海外映画ポスターデザイン比べ!

 

サラ:英語版は男性向けっぽいですね。お姫様が登場する映画は女の子向けっていう概念があるから、あえて男性をターゲットして男性っぽく作ったのかな。

メグ:日本語版はもう王道の「ラプンツェル」映画っていう感じだね。ラプンツェルを知っていたら、一目で分かる。一方、英語版はシンプルで、ラプンツェルがとても強く見える。

サラ:「私は知りたい!新しい世界を!」はちょっと...おぅ。そうですか。

メグ:日本語版はものすごく分かりやすいね。

 

日:崖の上のポニョ・英:PONYO (=ポニョ)

ponyo ジブリvsディズニー:国内、海外映画ポスターデザイン比べ!

サラ:英語版のポスター、ものすごく「ファインディング・ニモ」を思い出させる。フォントのせいかな。特に「PONYO」の「N」のデザイン。

メグ:水のエフェクトがCGっぽくない?日本語版は手描きの感じをきちんと生かしている。英語版は水がめっちゃリアルだけどポニョはそんなにリアルじゃないから、バランスが...

サラ:コピーも:「生まれてきてよかった。」

メグ:フォントもめっちゃ可愛い。

サラ:英語版はそんなに手描き感がないよね。

メグ:ニモっぽいね〜。

サラ:めっちゃニモ。「何でも出来る世界へようこそ。」っていうコピーも。海の世界に行くみたいな感じになった。アリエッティと同じように、不思議な世界観を強調しているように見える。

メグ:英語版はすごく寂しそう。ポニョが海に迷っているみたい。日本語版は船もあるし、陸も写っているから、ポニョが海から来たと分かるけど、英語版はどこから来たのか分からない。

サラ:ニモフォントがあんまり受け付けない。

 

英:WRECK-IT RALPH (=破壊のラルフ)・日:シュガーラッシュ

Sugar ジブリvsディズニー:国内、海外映画ポスターデザイン比べ!

メグ:Wreck-It Ralph.なんだ。
サラ:日本語の方が上手く表現されている気がする。ラルフももちろんメインキャラクターなんだけど、ヴァネロペもメインキャラなのに、英語版に彼女が全く写っていない
メグ:日本語版は彼女がメインに見える。同じ映画に見えない!
サラ:日本語の方が映画に忠実だと思う。弟がアメリカでこの映画を見たら「がっかり」と言っていたけど、私は日本で見て、大好きだった。多分彼は英語版のポスターに惹かれて観たんだろうけど、日本語版のポスターで描かれているような、可愛らしい映画でがっかりしたんだろうね。

 

日:風立ちぬ・英:THE WIND RISES (=風が上がる)

Wind ジブリvsディズニー:国内、海外映画ポスターデザイン比べ!

 

サラ:英語版のフォントが好き。

メグ:「生きねば」が好き。

サラ:英語版のはほぼレビューしか載っていない...

メグ:「生きねば」のコピーで、誰かが生きるために苦労しているんだっていう事が分かるね。戦争時代の話だし、彼女も病気だから、死の描写がたくさん出てくる。なのにすごく爽やか〜。それにタイトルが手描きだから人情溢れる映画っていう雰囲気も伝わる。でも英語版はただのロマンス映画っていう感じ...苦労とか戦争とか死とかは無縁っていう感じ。

サラ:彼女が完全にメインキャラクターに見えるけど映画を見ると「彼女はどこ?彼は誰?」ってなりそう。

メグ:英語版はアリエッティと同じですごく分かりやすい。キャラクターが1人以上いるし、紙飛行機の描写もあるし、恋人がいるって分かるし。日本語版はメインキャラでもない女性が一人写っているだけで、すごく曖昧。飛行機がメイン要素なのに飛行機もなくて、フレッシュで夏の雰囲気という事しか伝わらない。しかも映画が飛行機を作る話というのが伝わってこない。でも英語版は...

サラ:その映画にこれとこれとこれが出ます。終わり。

 

英:UP(=上がる)・日:カールじいさんの空飛ぶ家

up ジブリvsディズニー:国内、海外映画ポスターデザイン比べ!

メグ:「UP」をそのまま日本語に訳すと、なんだかおかしいよね。

サラ:またあれだ。日本語版は曖昧だけど英語版は「キャラクター達はこちらです!」

メグ:日本語版はタイトルでなんとなく物語が想像つくけどね。英語版は「UP」だけ。

サラ:「カールじいさんの空飛ぶ家」っていうタイトルだけだと、観たくなくなるけど、グラフィックを見ると、すごく観たくなる。オリジナルの「UP」のタイトルと日本語版のグラフィックを一緒にしたらどうだろう?

メグ:なんかちょっと...そのグラフィックと「UP」のタイトルだとただ「家が空を飛ぶんだ」ていうアドベンチャーみたいな感じになるかも。でもこの映画の一番の見所はこのおじいちゃんじゃない?。ティーンじゃなくて、このおじいちゃんが風船で家を飛ばしたいっていう夢があるところがこの映画の大事なポイントだから、そこは外せないよね。

〆(まとめ)

私たちのデザイントークを最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!

次回のデザイントークは、『国内や海外の映画ポスターのデザインの違い、part 2!』を予定しています。

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