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2015.6.24 (Wed)

日々のこと

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

ようこそ、サラとメグのデザイントークパート2へ!

前回の海外映画のポスターデザイン比べでは、借りぐらしのアリエッティやフローズン、風の谷のナウシカ、塔の上のラプンツェルなどなどを比べましたが、今回はレベルアップ!

今回も、ジブリとディズニーの名作ポスターを比較していきますー☆

日:ハウルの動く城・英:Howl’s Moving Castle (=ハウルの動く城)

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

サラ:日本語版のポスターはアメリカでは通用しなさそう。
メグ:でも「カールじいさんの空飛ぶ家」とちょっと似ている?感じ?
サラ:そうだね!「不思議な家!」「年配のキャラクター!」「ベージュと茶色の犬!」
メグ:英語版の方からはちょっとアドベンチャー要素を感じるような...若いじゃん?出ている人が。
サラ:ところでジブリって自然が多いよね。アリエッティとかも。
メグ:多い思う。トトロとか、もののけ姫とかナウシカとか。
サラ:みどりぃ~
メグ:英語版のはすごくキャラクターに注目している気がする。日本語版のはもっと雰囲気というか世界観を重視している。
サラ:英語版は完全にロマンス映画っぽい作りだしね。アドベンチャー!アクション!
メグ:「風立ちぬ」と同じで男女の物語っていう事を強調している気がする...若い人をターゲットにしているね。

 英:Big Hero 6 (=ビッグ・ヒーロー6)・ 日:ベイマックス

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

サラ:日本語版のマーケティングにはすごくビックリさせられました。アクションムービーなのに...
メグ:日本語版は家族愛?みたいな。
サラ:英語版は「これはなに?」「他のキャラとの関係性は?」「喋られる?」とか、分からない分からない分からないことだらけ!
メグ:私のお母さんはこの映画が大好きだけど、アクションの告知を先に見ていたら、そもそも観に行っていなかったかも。
サラ:しかもこのハグするシーンって割と少なかったよね!
メグ:けどマーケティングには成功したね。
サラ:タイトルも分かりにくいね。「Big Hero 6」は元々アメリカンコミックが原作らしいけど。
メグ:「ベイマックス」で良かったと思う。「Big Hero 6」はビジュアルと合わない。
サラ:そうだね。「Big Hero 6」って下手したら人の名前みたいだし。「その白いものはBig Hero 6?」初めて見た時そう思ったかも。私は英語で映画の事話す時も「ベイマックス」って言うし。

日:千と千尋の神隠し・英:Spirited Away (=神隠し)

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

メグ/サラ:おおぉぉぉ。
メグ:英語版はめっちゃ安っぽくない?日本語版をそのままコピー&ペイストすればよかったのに。
サラ:豚が気に入らなかったのかな。
メグ:でも...そこ大事。
サラ:アメリカの映画にはサイドキックに話せる動物がよく登場するけど、この豚は全然違うから...
メグ:だけど英語版の方にはカオナシが出ているね。
サラ:日本語版にも霊はいるけど、英語版は純粋にホラー映画に見える。

英:Brave (=勇敢) ・日:メリダとおそろしの森

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

メグ:全く同じ作り!だけどジブリと同じで、オリジナルの方にはあまりテキストが書かれていない。タイトルだけ。
サラ:でも日本語版になると急に「森の魔法は使っちゃダメ!」「私は逃げない!」「メリダと恐ろしい森!」「ToyStory3が作った人達!」 。テキスト少ない方が好きかな。
メグ:私も。

日:耳をすませば・英:Whisper of the Heart (=心の囁き)

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

サラ:日本語版はアートですね。英語版は全然違う映画に見える。映画見たことないけど。英語版のポスター見たら「つまならそう」と思ったけど、日本語版見て見たくなった。
メグ:面白いのは日本語版は主人公の雫が描いた世界がポスターに使われている。日本語版を見ると何かのファンタジー映画のようにも見える。
サラ:英語版の方が正確だけど、日本語版の方が面白そう。
メグ:確かに。このシーンの世界観は本当にすごいから、ポスターにも応用したかったのかな。

英:The Princess and the Frog (=お姫様とカエル)・日:プリンセスと魔法のキス

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

サラ:日本語版大好き。絶対見たくなる。
メグ:日本語版はめっちゃロマンチックだね。子供より大人向けに見える。「『美女と野獣』『アラジン』を超える」ていうコピーに然り。英語版は子供をターゲットにしている感じにする。
サラ:英語版の方が物語に忠実だけど、日本語の方が奇麗。

日:魔女の宅急便・英:Kiki’s Delivery Service (=キキの宅急便)

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

サラ:日本語版はめっちゃ真面目に見える。
メグ:英語版の方はもっと魔法魔法してる。めっちゃキラキラ。ピーターパンみたいに、キラキラキラ~。日本語版には「魔女」っていう要素があまり伝わってこない。むしろ普通の人間みたいじゃない?
サラ:むしろ魔女を待っている雰囲気がある。
メグ:「魔女でも人間と同じく悩んだり、元気になったりする」みたいなメッセージ性があるね。
サラ:日本語版のはメッチャ悲しそうな映画に見える。お母さん亡くなったのかなとか。あと女の子がパン屋さんで働いている映画にも見える。
メグ:英語版はすごく明るい。映画自体も大体はこんな感じで間違ってはいないんだけど、日本語版のポスターみたいなシーンも出てくるから、キラキラな魔法映画を期待して見に行くと逆にすごくビックリするかもしれない。
サラ:英語版のポスターを見ると、魔女が姿を隠して普通の学校に行ってっていう物語とも捉えられるかも。ディズニーだったらなおさら。
メグ:それを狙っているとも言えるね。

英:Inside Out (=インサイドアウト)・日:インサイドヘッド

ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート2!

メグ:アメリカはの公開日は8月20日だけど日本は7月。早くない?
サラ:日本の方が早い!
メグ:どうした。
サラ:微妙な違いが超気になっているんだけど。日本語版の赤い「アンガー」っていうキャラ、英語版のアンガーより怒っているように見えない?
メグ:「怒り」の表現方法が微妙に違うのが凄く面白い。文化の違いかな。英語版の怒りは本当に「ぐわああ!」だけど日本語版のは...キャラクター自身も怒りを我慢している。感情を表すキャラが感情をコントロールしようとしている。「嫌悪感」も同様、感情表現がとても曖昧。
サラ:日本語版はテキストがいっぱい書いてあるしね。「ディズニー/ピクサーの主人公は、頭の中の感情たち」とか、「喜び・ビビリ・イカリ・ムカムカ・カナシミ」とか。全部書いてある。
メグ:オリジナルはいつもテキスト少なくて、シンプルだね。輝いているテキストとか説明文とか一切ない。
サラ:「メリダと恐ろしい森」と「崖の上のポニョ」と同じだね。元のポスターがすごくシンプルなのに、日本でもアメリカでも海外に行くとデザイナーが「あっ、これは外国の物だから誰も分からない。説明しないと。」と思ってやっているみたい。
メグ:「受賞歴のありますぅ~ららら~」と入れてる感じ。キャラクターも増やして、説明文も増やす。
サラ:「日本から来るけど、心配しないで!何を観るかを分かりやすくて説明しますので!」ていう風に。アメリカから日本に来るものも同じ。太平洋を渡ったら、説明文が増える。

〆(まとめ)

サラとメグのデザイントーク!いかがでしたか!
グラフィック担当メグ、ありがとうございました!

比較してみると色々な違いが確認できて面白いですね。

また様々なテーナでデザイントークをご紹介していきますので、お楽しみに♪


前回のデザイントークを見ていない方は是非ご覧下さいね!
ジブリvsディズニー:国内、海外映画のポスターデザイン比べ!パート1

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